積もり溢れた埃ひとつ
掴み撒き散らしてさ
僕らは記憶を思い出すだけだ
壁に掛けられた秒針の回転を終わらせて アナログ時計の針 飽いて
そうして飽いてはまたひとりきり 記憶たぐり寄せるの
忘れないよって嘘ついた遠い日の中 忘れぬように抱えて
時代遅れなんて笑ってた 遠い日の記憶から
いつかの昼下がり どこまでも時代遅れ
笑われてばかりいた
僕はあれから何をした?
君は頑張るのに
僕は何もせずに立ち止まったまま
周りは流れてく 僕だけ置いてって
待つだけじゃ進まない
知ってるんだ
歪んだ椅子にもたれかけて
外を眺む思い出
積まれた本だって
ただの骨董品で
伝えようと 用途違えて 伝わる君の気持ち 浮いて
形のない侵略者 デンシに呑み込まれた
僕らは無残にそれに呑まれて
叶えたいのって泣き出したあの地点から 夢に突きつけられた言葉
小さく ひどく歪んで
何かがきっと変わってく 僕の腕を掴んだ
目には見えないけれど 出来るわけないんだろ?
僕はあれから何をした?
君の行く道を見て
変わらないんだなと椅子に座った
離れる君を見て傷つく君を見て
大きく叫ぶんだ
「ここで待つから」
前に進めぬなら 何もできないなら
せめて祈ろう
明日の君のために
目的を終えたら 全部終わったなら
そしたら帰ろうよ
君の居場所に
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