『さぁさ皆様御立ち合い!
世知辛い世の中、日々辛い事ばかりでございやしょう…
しかぁし世の救済人!私めが現れたからにゃあご安心を!
世に稀なる小話で、束の間浮世の憂いを晴らしてしんぜやしょう。
ひょ?いやいや名乗る程の者じゃあございやせんよ

さぁて今宵は嫉妬嫉妬に狂っちまった女の噺!
いやぁ、女の情念ってやつぁ怖い怖い。こいつぁ私めも初めて聞いた時にゃあ、背筋がぞくりと…
へい?…あいあい、んもう御客さんってば気が短いですねぃ。

それじゃあ話しやしょう、江戸の時代、とある街を騒がせた女の噺を。題を付けるとするならば、ええと―


「円尾坂の仕立屋」



…とでも、言いやしょうかねぇ?』

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい

円尾坂の仕立屋~序章~

悪ノPの名曲、円尾坂の仕立屋のパロディ小説に挑戦しようと思います

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投稿日:2011/01/23 00:06:29

文字数:304文字

カテゴリ:小説

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