Selfish Dolls


いつも通りの音が響いた 誰かの街の机の時計
何の疑問も持たない毎日 生活という名の踊り
高くしすぎた積木はもう 気まぐれな時代の暴力に
そっぽ向かれて繁栄するか バラり崩れるかの二択

不思議に思わないか
この言葉は誰に届くかさえ分からないけど
誰でもいいから早く
嗚呼届いてよ、ねえ聞いてよ、止まらない疑問を!

街中誰もがいつも通り
訴えを背負ったこの声は 周りと色が違って目立つ
見下ろしたブリキの舞踏会
連続再生されるシーンに 飽き飽きしたさすらいの渡り鳥


昨日、今日と皮肉を交えて 誰かの手の上で転がって
苦虫と同じ味の毎日 私以外は美味でしょう
高すぎるこの積み木の中で 偶然生まれ落ちた歪み(ひずみ)は
ある日私を捉え囁く 「ああ、あなたを待っていたと」

感じていたズレは
いつまで私から離れないのか知らないけれど
確信に変わっていたんだ
遥か遠くで呟いてた 止まらない訴えによって


宙に浮いておりない風船 葉が落ちたことのない街路樹
止まらずにただ回る歯車 当たり前と口が揃う

息が続かず落ちてく風船 やせ細って寂しい街路樹
サビ付き一休みの歯車 何があったと大騒ぎ


頭に浮かんだERROR(赤い字)は 間違いなようで、でも正しい
そう思えるなら町を出て 探し出せばいい渡り鳥

ワン・ツーで前進せよエイエイヤー 
こんな弱くダサい掛け声は 初めて組み立てた自由の歌
声が届いたならさあ共に
いつからか建てられた白旗の 足を折り赤く染めて
踊りだそう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

Selfish Dolls 歌詞

以前投稿していた楽曲「Selfish Dolls」の歌詞になります。
今更ですが、忘れていたのを思い出し、アップしました。

閲覧数:91

投稿日:2019/06/15 16:19:54

文字数:657文字

カテゴリ:歌詞

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