打ち寄せる波の中 笑う君は
昔からいつまでも出られずに
この海を全て 干からびさせて
この世に降り注げばいいのにな

その浅瀬に僕は入れないけど
君の雫が足に触れた時
微かに君の世界を感じたよ
拭った指 少ししょっぱかったよ

君がその海に溺れないように
この手を決して離さないように
冷たい境界線が隔てても
僕はいるよ 君といるよ
僕だけは知っているよ

その浅瀬に僕は入れないけど
いつでも耳を傾けていよう
舞い上がる潮が 風に吹かれて
君の頬を優しく撫でるまで

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救い

 君をそこから掬い取る術を知らない僕は、時に委ねて君に寄り添う。
 白波の冷たさに足が凍りそうになるのは、涙の温度か、優しさ故の拒絶か。

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投稿日:2018/05/25 00:09:14

文字数:233文字

カテゴリ:歌詞

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