これは、騙すアホと騙されるアホの滑稽な話
愛されたがりの、二人のダンス。
お互いをだまし合い、笑い続ける滑稽な話―――――――




「愛されていたのは――――
君じゃなくて、僕自身さ」

僕は嗤う。君が哀れで滑稽だから

ほら、君。
声の聞こえる方へ。
ひざまずいて?
空を拝んでなよ

紅錆びた色してるよ―――――――




君みたいな、しにたがりのピエロはさ、化粧なんかしないでさぁ、ほら
マヌケみたいな面でもしてればいいよ

くまなんかつくっちゃってさあ、君。夜更かしはほどほどにね。

朝が来るよ?逃げないと。・・・

――――――何処へ?


騙されるのが上手い奴は床上手。
他人の不幸は蜜の味ぐらい甘い。
アバズレ貴婦人は丸裸。

渡る世間は?

―――――バカばかり。



ペテン師が笑う頃に。
安っぽい不幸を、自慢している奴のお涙頂載!
ペテン師が笑う頃に。
喚く狂う善人はピュアで人害
都会に咲く花のように………なんて、
言ってるけどさあ、気付かなければ無意味な存在なのさ!わかる?
明後日の今頃には
その醜く、醜い体なんて忘れたいの――――




ブラウン管越しの死体になんか、興味なんて無し。
なんでかって?
全くリアルじゃないからさ。
え?怖い?
そんな怖いならさ、昔ながらの念仏でも唱えてなさい。
『南無阿弥陀仏』

幸せを呼ぶ青い鳥。
羽がもげれば、ただの、ゴミ。
騙されるアホに騙すアホ。

同じアホなら

笑いましょ。


ペテン師が笑う頃に。
薄っぺらいプライド、語って頂戴!
ペテン師が笑う頃に
がなる『自称』教祖様はひどい醜態さらしさ。
ありきたりなラブソング……なんて
退屈すぎて聞きたくもない。
愛のカタチ捜すよりも……ね?
先になにするのか知ってるでしょ?




夢から醒めた
哀れなヒツジどもは
眠ることも出来ずボクと廻る。
廻る

何時まで?何処まで?

迷子なら(っていうか僕がしたんだけど。)…さあ、おいで


もっと僕を愛してくれ!!
強く、しゃぶれ!!
骨の髄まで!!


ペテン師が笑う頃に。
安っぽい不幸を、自慢している奴のお涙頂載!
ペテン師が笑う頃に。
喚く狂う善人はピュアで人害
都会に咲く花のように………なんて、
五分もすれば忘れる存在。
明後日の今頃には
その醜くて、醜い体を忘れていたい。


敬意ある君にこの言葉贈るわ―――――






死ね。




ペテン師は嗤う。自分の愛が貫いたがために。
ペテン師は嗤う。自分の愛が受け入れられたがために。

それは、騙すアホと騙されるアホの滑稽な話
愛されたがりの、二人のダンス。
お互いをだまし合い、笑い続ける滑稽な話―――――――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

もっと愛せ。

梨本うい様の初音ミクオリジナル曲【ぺテン師が笑う頃に】の小説(?)です。初めて作ったので、アドバイスなどあればお願いします。

本当に、すみませんでした。

閲覧数:101

投稿日:2011/12/29 21:09:00

文字数:1,134文字

カテゴリ:小説

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