ふわふわ足が地に着いてない感じがする
いつもある街の雑音、車・電車・人のざわめきそれらが遠くに聞こえる
目に映るのは、ただただ青い空だけ
ココは何処だっけ?ジリジリ暑い
「あっ」と女の子の声 振り向いてみると
青い空に赤い風船が一つ上がっていく

「おかあさん!風船が飛んでいっちゃたよぉ」
「あらっだからちゃんと持ってなさいって言ったのに」
あの風船の持ち主の親子が見えた
赤い風船は私でも届かないとこまで飛んでいってしまったようだ

「ミク」
    私はゆっくり風船から視線を戻すとあの空と同じ色の人がいた。
「もう帰ろうか」
「うんっ」
そこに浮かんでた風船は、もう見えなくなっていた。

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青い空 赤い風船。

ミクは、たぶん熱中症になりかけたんだと思う

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投稿日:2009/06/12 14:57:07

文字数:298文字

カテゴリ:小説

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