イントロ
刻まれ続ける心音
僅かな隙間から
アタシは眼を醒ます

Aメロ
降りしきる嘘偽善義悪
勘違いするのも大概にして
病に伏せてるアノコは
狼だって誰も気付かない

Bメロ
ねぇ、罪の時間
アタシは証言する

Cメロ
古臭い夢を壊して

S
あどけなく笑う顔のその裏は理論づくめ
一秒の狂いもないほどの精緻さで
たぶらかして
イタイイタイふりして赤面してればいい
それが、好きなんでしょう？
…ねぇ？

Aメロ
掻きむしる愛自業自得
勘違いしたまま全滅だとか
リンゴに口付けアノコも
獣（ケダモノ）だって誰も視ないふり

Bメロ
ねぇ、罰の時間
アタシは表現する

Cメロ
黴臭い枷を廻して

S
頼り無く濡れる声のその裏は期待づくめ
一秒の狂いもないほどの誠意さで
たらしこんで
ニガイニガイふりして奮えてればいい
それか、隙なんでしょう？
…ねぇ？

Dメロ
疚しさはバンドラの箱よ
そんなことで反省しないわ
赦されない愛ならば
傷付かないそれもアリね
嘘を飾る度に美しくなる
秘密は蜜の味

Bメロ
ねぇ、恋の時間
アタシは証言する

Cメロ
…アノコもアタシも歯車なの

LS
淀みなく照れる顔のその裏は機械づくめ
一秒の狂いもないほどの静止さで
漂わせて
チタイチタイふりして赤面してればいい
それが、好きなんでしょう？
…ねぇ？

アウトロ
また夜は等しく刻れ
棺は閉まる