浸蝕溺濁LoveSick

Lammmu

ちょろい

-歌詞-
また始まった頭の中で
静かに起こる侵略
邪魔な音色が穢く染みて
心の中からめとる

知らない内に踊らされたら
その手におちてくなんて
ゆるされないよ君のことなど
かけらほどにもいらない

「君に触れてたい」なんて
僕は望まないよそれでも
耳障りに甘怠く
身も心も溶かされたら！

沈められて行く
息継ぎもゆるさぬ重いうみのなか
優しい堕落に抱かれ縊られて
「二度とかえさない」と

くすぐる指先の温度が
まだ消えてくれないよ

君の思想も君の美徳も
僕には響かないから
構わないでよ放っておいてよ
だってもう限界だよ

毒入りの恋飲ます仕草は
呆れるほどかわいくて
憎らしいほど無自覚なそれ
たち悪いって言われない？

抵抗は無駄に終わる
浸して解かれてすべては
浄く聖なる魔性に
この身を捧げるために

穢されてしまう
君の戯言すら甘美に響いて
さよならをしよう
痛みもないままに心が死んでゆく

気付きたくなどなかったのに
もう元にもどせない