深海より

正しさなんてものを求めて
見失った僕の正義は
守りたいものなんて忘れて
ただ過ぎ去ってくそれだけだって

なんてことも言えなくなって
大人になったんだなって知った
言った結果後悔が
無情にも僕を包んだ

言葉にできない感情に溢れた
この世界の理なんて
言ってしまえば生きるか死ぬかの
その二択で終わらせられる

じゃあどうだい?君は満足か?
現状維持で終わる世界なら
このままで変われないなら
目を開けたっていいんじゃないか

さよならと戻れない夜の淵に
もう何も信じられなくなったのは僕が悪いな
とめどなく溢れた涙の数は
きっと
戻れない後悔と

どれだけ願ったって振り返ったって
そこに過去なんてなくて
記憶を頼ったただの空想でしかないものに
思い馳せた

「未来なんてどうでもいい」
「どうせ神様は見てくれやしない」
繰り返した自暴自棄
傷つけた手首で満たした

案外簡単なことばっか
難しく考えちゃって
それでも明日に期待して
生きるしか先は見えないんだって

「だって」ばっかの人生なんて
つまらなくて涙も枯れて
後悔の二文字も消える
それが満足なのか

立ち止まることすら怖くなって
もういっそ消えてしまえばなんて僕は弱いな
さよならの後味も失った季節も
戻れないな

つながりあう世界の隅々まで手を伸ばし
「命」なんて不確かなものを実感しあうような
それだけで僕ら強くなれた気がした
だから

僕が僕でいられなくたって
変わらず太陽は昇って
繰り返す日々の中で
幸せを願っては空を仰いだ

ごめんねって便利な言葉で
慰めあって傷つけあって
さよならの意味さえも考えず
ただ生きていくんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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深海より_歌詞

深海よりの歌詞です。

閲覧数:477

投稿日:2020/09/26 21:22:47

文字数:706文字

カテゴリ:歌詞

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