拝啓、私の春へ

出会いは突然で
言い換えてみれば運命みたいで
貴方と一緒にいるだけで、楽しかった。
生きてる実感がもてた

だけど貴方は残酷に、私の知らない顔で
「大事な人、出来たんだ」
あぁ、その人は私よりも大事な人?
貴方といた年月、貴方に心を捧げた時間
それなのに、それなのに。

さよならしなきゃ
さよならするの
私が見たくないから。
私が知りたくないの
私がこれから知らないことが沢山増える未来なんて。

どうして。どうして?
どうして私じゃだめだったの

ねぇ、ねぇ、苦しいよ
私は1人
貴方は2人

だからサヨナラしましょう
私は冬の中
貴方は春の中

「貴方」と過ごした時間は紛れもなく
私の「春」でした。

さよなら、ありがとう

拝啓、私の愛した春の君へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

拝啓、春の君

何となく思いついた詩です。
同性に向けた感じになってしまった。

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投稿日:2021/07/28 00:26:58

文字数:338文字

カテゴリ:その他

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