柔らかな光
木漏れ日は癒しを
そよ風は安らぎを

分け隔てのない安らぎ
温かな空気


触れた木々は
美しい調和を奏で
違和感無く
その場所を仕合する


違和感


常に木々の視線
一瞬の隙も無く
その調和を乱す事など出来ない


そこからは二度と逃げられない




森。

少年は空を仰ぐ
星(スピカ)を見上げて


「泣いているの?」



星は純白の輝きを絶やさず
ただ少年を優しく包む



「スピカ…、君はどうしてこんなにも哀しい運命を辿るのだろうね」



悲しそうに笑う少年

スピカは微笑む


「貴方が哀しむ事ではないわ」



差し延べた手
しかし。





少年はその手を取る事は無かった。
「偽りの天女=娼婦」の陰謀。




「森が…」



燃えている。

それは、


「人形―――」




少年は星に伸ばしていた手を
再び自分の体に寄せた。




「貴女を汚れの炎に巻き込む訳には参りません」




優しく笑い、

炎に呑まれる。



「ナカナイデ、」





―――ズット貴女ノ近クニ居マス、

―――例エコノ心ガ不ノ感情ニ侵食サレヨウト


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

‡安らぎ‡


第四弾(`・ω・´)
今回は安らぎ←

名詞じゃねえぇぇぇw


今回初の星(スピカ)の味方(´∀`)


森の少年とでも名付けよう(殴

閲覧数:106

投稿日:2010/06/15 13:08:43

文字数:499文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました