イラナイ 何も
イラナイ 誰も


こんな大きな箱に居たくない
僕は 独りが好きだから
他人と話すのなんて面倒
独りの方が ずっと楽

僕は 独りで静かなのが好き
騒がしいのは 苦手だから
この箱はちょっと騒がしすぎて
暗幕の中が 丁度いい

オモチャ箱の中は
ブリキの兵隊が輪になってる
その輪に興味のない僕を
兵隊達は不振そうに見てる

ほっといて
独りにしてほしいだけ
ほっといてよ
静かに過ごすのは悪いこと?



煩い箱は憂鬱な箱に
僕の 代わり映えない平和はどこへ?
どうしてそんなに構いたてるんだ
独りがいい、ていってるだろう?

僕が一体、何をしたんだ
ウザイだなんて 冗談だろ
だって僕は何もしちゃいない
騒がしてるのは 誰なんだ?

オモチャ箱の中で
ブリキの兵隊が僕を取り囲む
"無実の罪"で 一斉射撃
兵隊達の歪んだ笑みが見える

ほっといて
鬱陶しいのは大キライ
ほっといてよ
輪の中に入らないのは罪なのか?


イラナイ 何も
イラナイ 誰も

こんな身勝手な審判を下す
騒々しいオモチャ箱なんて
こちらから願い下げ
無理して居座る理由もなし



夕闇迫る箱の中
別れの言葉は ため息に託す

無人島や樹海に行く勇気や
チカラもない僕は

箱から箱へと流れるだけの
本当はカリソメの孤独愛者




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

カリソメ孤独愛者


"臆病歯車者"別視点。

厨二病乙\(^^)/

閲覧数:145

投稿日:2011/04/09 00:21:00

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

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