[Escapism]

A:
こんなありきたりの世界ではつまらないのだと 
君が消えたあの日に
何も失くすものなどないのだと 気づかないふりをしていた


B:
本当は理解して(わかって)はいたけど 知らない振りをしたんだ
「勝手にすればいい」なんて 強がってみたけれど
なにもないこの真っ白な世界に 今はただ一人

僕の時間(せかい)が静止する


S:
沈む沈む白い闇に 溶けて溶けゆく淡い記憶
ゆらりゆらぐ視界(そら)の先(もと)で 
わらう君は 闇に消えた蜉蝣


~間奏~


2A:
何もないこの部屋の片隅で 僕に囁いた
「明日は永遠(とわ)ではない」のだと 


2B:
本当は気づいてはいたけれど 知らない振りしていたんだ
「一人でも平気」だなんて 強がっていたけれど
君が消えてどれくらい経ったのでしょう

耳に響く秒針(はり)の音色 僕の歯車(こころ)は止まったままで


2S:
沈む沈む白い闇に 流れ漂う遠い記憶
ゆらり揺らめく夢の向こうで わらう君は

眠る眠る僕の傍ら(そば)で ゆれる揺れる君の瞳
今も今も色鮮やかに 影を落とす

C;
「君なしでも平気」だとか「一人でも生きていける」なんて
寂しがり屋で強がりで 臆病者の僕だけど 
自尊心(プライド)なんてかなぐり捨てて 君を今すぐ迎えに行こう


SS”:
夢から覚めた僕の視界に広がる希望(あす)という名の新世界(せかい)
そして僕の失くした歯車(みらい)が 今動き始める


この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

『Escapism』

オリジナル曲用に書いてみたのですが、詩先で曲付ける為、
まだ文字数あわせてないので後ほどまた少しずつ修正する予定

VY2かKAITOに歌わせようかと思ってます。

閲覧数:307

投稿日:2012/05/02 01:40:59

文字数:633文字

カテゴリ:歌詞

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