あなたが見上げるその空は
いったいどんな形をしていますか?
丸いでしょうか、四角でしょうか

私の立つこの地球の地面を、
はるかはるか上から望んで、
私を見下ろすこの空は、
きっとなにか質問しても、
なんにも応えてくれないでしょう。

あなたと離れて暮らしはじめて
毎日、
この距離がどんなに遠いんだろうって
悩んで悩んで、我慢した。

だけどきづいたコノソラを
ジィーッとジッと見つめていると
境界線が見えなくなる。
境目がなくなって溶けてしまう。

カラスが鳴くから帰りましょ

今日もこんな音色が聴こえて
私の心臓と貴方の心臓と夕方の音楽の振動がシンクロする。

時のうつろう切なさの音楽と、
人々の心臓の振動は瞬き瞬き
今日もとなりの空間と、
となりのそのまたおとなりと
響かし、響かされ、響きあい、響きあう。

貴方も私もおんなじ吐息のなか、
おんなじもので出来てるのですね。

小さな小さな蟹は言った。
確かに言った。



引力なんてなんぞやだが、
海は月の歌を好み。
月の響きに
引き寄せ、引き寄せられ、引かれあい、引かれあう。

光のないところがないのはもうほとんどこのためである。


貴方と私が

離れ、離れて、寂しくて、切ない時、

波が打ち寄せては返すように、
灯され、或いは打ち消されてきた何か。
打ち消したつもりなのに、消せない何か。

隠してしまいたい気持ち、光。
無いところから作り出すことのできないもの。
見たくないのにいつも見えてしまうもの。

もしあなたの足下が、真っ暗くらの暗闇だったら、
光に背を向けているんだ気づいて。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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星の形をした夜空 夜空の色をした星ぼし


歌詞という位置づけで良いのか悩みます

閲覧数:93

投稿日:2011/05/24 07:58:47

文字数:722文字

カテゴリ:歌詞

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