【夏祭りの勇気を君に】
夜空に咲く 大輪の花
映る 君の瞳《め》が 愛しくて
触れた 指 熱くなるよ
ねぇ この気持ち
君に伝えてもいいですか?
夏の終わり 蝉時雨
風をなぞる その髪に
鈴の音が 一つ 落っこちた
くるり ゆらり 君の元へ
くるり ゆらり 勇気出し
「今度、一緒に行きませんか」
「私で良かったら」と君は笑った
夜空に咲く 大輪の花
揺れる 君の袖 眩しくて
触れた 肩 意識してしまう
ねぇ このまんま
そばにいてもいいのかな
たこ焼き わたがし りんご飴
汗を拭う 君の横顔 ああ
まさかのココで好敵手?!
ゆらり くらり 君の元に
のらり くらり 近づいて
ああ どうしてこうなるんだろう
「……もう行こう」君の手を引いた
夜空に咲く 大輪の花
胸の音 君の耳に 届いてしまう
触れる この手を 離したくはない
ねえ このまんま
僕らこのまんまでいいのかな
暗がりの 公園は
僕らだけみたいだね
「どうしたの?」
「あの、えっと……」
思わず下を俯いた。
なあ お前 このまんまでいいのかよ
ホントは言いたい事 あるんだろ
夜空に咲く 大輪の花
映る 君の瞳《め》に 僕がいる
開いた 口 震えてる
「実は、この前からずっと……好きなんだ」
君は優しく「私も」って笑った
夜空に咲く 大輪の花
笑う 君の手が 愛しくて
触れた 指 熱くなるよ
ねえ 約束するよ
一生 君の 隣にいさせてください
夜空に咲く 大輪の花は
彼らに 祝福のブーケを送った
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