盲目的に愛し続けた
この体ともお別れか
なんて考える前にさ
また歩み始めようか
諦めるのは早い内がいいが
もうここで終わりと
決まった訳じゃないだろ?
雲一つない空を見上げる
今日は快晴か
不器用なせいで失ったもの
散々墓穴を掘って後悔した事
もう取り返しが付かない事
夢であれと何度も願ったよ
自分で自分を傷つける毎日
時間は過ぎるが未だに癒えない
左小指に付けた傷跡は
苦しかった日々を思い出させてくれる
殺したい相手は山ほどいるが
幸か不幸か俺にそんな勇気はない
やる気をぶち壊すのは意外と簡単だ
親のいいなりだった俺に何ができるんだ?
そうやって今まで逃げてきた
人に頼ってばかりの人生だった
怠惰な生活の結果が今の自分だから
もっと自分を恥じなきゃな
嘲笑の数だけ強く生きよう
嫌われ者である事を自覚しながら
自分が無能である事を恥ながら
今の俺は獣ですらなく化け物だ
俺はもう普通にはなれないから
未だに頭の中にはアイツがいる
主を間違えるなと言っている
俺もお前も辻褄合わせの作品じゃない
お前は人を幸せにしたかった訳じゃない
自分が幸せになりたかっただけだ
自己満足の世界と独り善がりの作品
それがお前の書きたかったものだ
見てみろよお前が描いた夢と
その夢のせいで狂ったこの惨状を
俺はお前の為に多くを語らない
だがこれだけは言ってやる
いつまでも自分に酔ってないで
いい加減目を覚ませ
全くその通りだよ
ごめんな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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