その夏は閃光のように
パッと光って終わってしまう

その日の予報は外れで
屋台の灯りがきれいだった
君を待つ午後六時過ぎのこと

突然の夕立で
金魚掬いの水面がきらきらと弾ける

君が背負った夏の夜空に
鮮やかな菫が咲いている
もしも私がはぐれちゃっても
あなただけはそこで咲いていて

祭りで見かけた金魚は
プールの外など知らないで泳いでた
ただそれだけのこと

太陽が沈めば
私のことも忘れてしまうのかな

君と見つめてた 夕陽も朝の光も
金魚掬いも屋台もあの花火も
ぜんぶ 私の視た幻

突然の夕立で
金魚掬いの水面がきらきらと弾ける

君が背負った夏の夜空に
鮮やかな菫が咲いている
もしも私がはぐれちゃっても
あなただけはそこで咲いていて

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八月は閃光花火

hiruneko lab 4作目「八月は閃光花火」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33764824

閲覧数:189

投稿日:2018/08/30 15:33:04

文字数:324文字

カテゴリ:歌詞

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