鏡の中で笑う　別の僕
「君は嬉しいの？それとも悲しいの？」
訊ねても返事はそう「嬉しいよどうしたの？」
だけど僕の目に浮かぶ涙がね　君を嘘呼ばわりするんだ

明日の事は　誰も知らない
だから明日を描いてみたいんだ
誰もまだ見た事のない暗闇の向こうには
きっと光が差している　そうじゃなきゃ　いけない

本当は　怖いんだ　何が正しい？

操れない自分自身さえ　どうして嘘ついて　笑っているの？
泣きたいのに涙が出ない　それさえも「嘘」なのかな

世界のルールに　沿って歩いた
だけど振り向いて　「過去」を手に入れた
やり直しが利かなくて　別の僕が生まれた
そう此処は無情にも　後悔を引きずった
未来の僕がつけた　印

抗えないこの世界には　無数にある線を選ぶ意思こそ
与えられる　でもその先は　ただ一つ同じ終わり

ゆらゆら　揺れる　こっちにおいでよ　何も怖くはないから
ずっと　前から　気付いていたよ

操れない自分自身さえ　どうして嘘ついて　笑っていたんだろう
泣きたい時、泣かないのはね　僕がそう決めたからだったんだね

探していた光の中の　僕にまた会いに行こう
同じ顔して会いたい