午前零時の展望台 見下ろした街明かり
あなたのこと待ちぼうけのわたしはもういないよ
電光文字がぼやけていった助手席の窓越し
過ぎていった記憶追いかけて何を探していたの
言い訳は出来ない夜だ
「またね、いつか」なんて曖昧な二人は
このまま会えなくなることを
ねぇ、分かっていたから泣いていたんだろう
ごめんね、ずっと帰れない場所が
光で滲んで揺らめいて
綺麗で、嗚呼、綺麗で、もう見ていられないよ
俯いたまま帰れずに残された愛言葉
街の明かりも過去の灯も魔法みたい
消えてく
遠ざかる車のライトをただ気付かれないように
最後の最後も見送った わたし覚えているよ
いつまでも、大切だけど
「側に、いるよ」なんて透明な未来引き寄せて
あなたを抱きしめた
ねぇ、終わってしまうと気付いてたんでしょう
どうして ずっと愛したい人が
光に眩んで煌めいて
遠くへ、嗚呼、遠くへ、もう届かなくなるの
だいすきだって何度言っただろう
声を潜めた暗がりでキスをした
ねぇ、残ってしまった愛を探してる
「またね」
「またね、いつか」なんて
最低な私を許してあなたは抱きしめた
ねぇ 分かっていたのに愛してたんでしょう
ごめんね、ずっと帰れない場所が
光で滲んで揺らめいて
綺麗で、嗚呼、綺麗で、もう見ていられないよ
もしも運命があって
赤い糸があって
二人を繋いでいたって
千切れていくばかり
「そんなこと言わないで」
「ねぇ、そんな顔しないで」
先に手を離したのは
わたしの方だった
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