「踊ろうか」~next danceⅣ~
by minarai
「そんな、わがまま 疲れちゃうわ」
ため息混じりだけど 魅惑のあなたに手を引かれて
ついた先は ダンスコンサート『ワールズエンド』
そこでいきなり 衣装に着替えさせられ
舞台に立たされ 魅惑のあなたがこう言うの
「ホップにセンスを歌おうか!君なら出来るから!」
「で・・出来ないよ・・怖いし・・もし失敗したら」
私は震えて言った
「そんな弱腰だったら 世界がうつむいて 味方しなくなるよ!」
あなたはそんな台詞を 恥も知らずに真正面にぶつけてくる
でも、そんな くさい台詞でも、平気になったのは
「あなたが好きになったから」
そのまま 音楽は流れ始める
今までと同じく 体も頭も緊張で震えて 何も考えられないけど
あなたの言葉で心だけは 心だけはギュッとされて
音が体の中で 鳴り響いていった
その音は体だけで無く、才能までも
動かし、ダンスでの緊張の枷を外した私は
全てを 魅惑のあなただけでなく 観客から何から全て
魅せる決意をしたのです。
あの時の事は本当に存在したいのか・・それすら幻のような出来事
でも、「まだ・・まだ忘れないわ!」
決意を固め そして、あなたに・・・
~Final dance ~ for wolrd へ続く
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