一粒のアクアマリン 夜空の海にとけていく
君を失くした隙間を満たす 涙雨
導いてアイオライト 君を探した羅針盤
流星群に迷い込んでも 見つけるよ
何億光年離れたって 神様の指先で巡り合う
小指をつないで星座を描こう ふたりはいつでも結ばれている
ときめく夜を羽ばたいて まどろむ月を飛び越えて
ひとり頬を濡らす 君のもとへ会いに行くよ
北極星をつかまえて サザンクロスをすり抜けて
離れないようにね 今ふたりで星になろう
星屑はダイヤモンド 無垢な瞳に似た光
ただひとひらの欠片でさえも 美しい
薄紅にローズクォーツ 頬を赤らめはにかんだ
かけがえのないそのほほえみを 護りたい
かさねた手と手は鏡映し 冷えきった指先にふれあった
魔法をかけたらまぼろしじゃないよ 微熱が伝ってぬくもりになる
さざめく歌を響かせて せつない夢を塗り変えて
ひとり空を仰ぐ 君のもとへ会いに行くよ
銀のプラチナ輝いて 金のカナリア囁いて
遥か君に届け 今互いに祈り合うよ
きらめく街を駆け抜けて いとしい君を抱きしめて
ひとりじゃないよもう きっと君とひとつになる
つたない羽で飛び立って やさしい熱につつまれて
離さないよ二度と 今ふたりで星になろう
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