真夜中過ぎ　眠れなくて開いたアルバム
窓の外はしとしと雨
聞こえるのは壊れそうな　子猫の鳴き声
止むこと知らずに

行き場をなくした心を　そっと包むように
両手重ねてみたりするけど
照れてるあなたの横顔　当たり前に見てた
淡く色あせた写真

天気予報　外れたまま過ぎてく毎日
窓の外はしとしと雨
浮かんで来る胸の隙間　素朴な寂しさ
今なら言うのに

少しの小さく些細な　ボタンの掛け違え
そんな言い訳したりするけど
誰より近くて普通で　変わりのない日々が
ずっと続くと思ってた

行き場をなくした心を　そっと閉じるように
ずっと開けなかったアルバム
照れてるあなたの横顔　当たり前に見てた
あの日閉じ込めた二人

ずっとあの頃のままで…

【ボカロ用平仮名】
1A
まよなかすぎ　ねむれなくてひらいたあるばむ
まどのそとわしとしとあめ
きこえるのわこわれそおな　こねこのなきごえ
やむことしらずに
1S
ゆきばおなくしたこころお　そっとつつむよおに
りょおてかさねてみたりするけど
てれてるあなたのよこがお　あたりまえにみてた
あわくいろあせたしゃしん
2A
てんきよほお　はずれたまますぎてくまいにち
まどのそとわしとしとあめ
うかんでくるむねのすきま　そぼくなさびしさ
いまならゆうのに
2S
すこしのちいさくささいな　ぼたんのかけちがえ
そんないいわけしたりするけど
だれよりちかくてふつうで　かわりのないひびが
ずっとつづくとおもってた
1S'
ゆきばおなくしたこころお　そっととじるよおに
ずっとひらけなかったあるばむ
てれてるあなたのよこがお　あたりまえにみてた
あのひとじこめたふたり
ずっとあのころのままで…