かなわないから夢だと 誰かがそう言っていた
古い本のページの中 そんな言葉が見えてくる

失くした想い伝える 言葉にならない危うさ
確かめたぬくもりは かなわぬ夢を見せ付ける

許される想いであったなら 迷わずに君に告げていた
振り返ることもできないまま 歩き出す 闇の中へと



何を求めていたのか わからなくなって来そうで
静かな夜のため息が 僕をここから連れ出した

祈る言葉が途絶えて 見上げる星空の彼方に 
定められた自分の 全てを置き去りにして

交わされた言葉の少なさに 夢見ることも許されない
絡めあう指と指の隙間 時の砂が埋めてゆくけど
帰れない幸せだった過去 素直になれていたあの時
思い出す時があるのならば もう一度やり直したい


吹き抜ける砂漠の中の風 悲しみの声連れてゆく
果たせない約束の形が 崩されていくことを知った
閉じ込めた想いの切なさを 伝える術も知らずにいた
永遠と思える一瞬を 重ねていくことが全てと
振り返ることもできないまま 歩き出す 闇の中へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢より遠く

書き溜めていた詞を、せっかくだから投稿。
イメージとしてはKAITO兄さんかなーと思ったので。

曲をつけるならばラードかな、と書いた時には思っていました。
そのまま、曲なんぞ作れずに終わりました。

閲覧数:133

投稿日:2010/11/02 08:58:23

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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