ガラスの鳥かごは
悲しみで壊れそう
またどこかで鐘が鳴る
その音は砂へと変わる

わたしを呼ぶのは誰
絶えまなく響く声
お薬を飲めば消える
ひとりだけ残して

いつか女の子になりたい
なんで生まれたのか知りたい
本当の空が見てみたい
電池が切れてしまうまえに

眠りの森のなか
ふたたび目をさませば
わたしはもうお姫さま
七人の小人は歌う

早く起きて急いで
おばあさまのところへ
もしもガレット冷えたら
しかられてしまうわ

そしてカボチャを馬車に変えて
王子さまとふたり踊れば
終わり告げる十二時の鐘が
ガラスのハイヒールはどこへ

物語はいかがでした
もしお望みなら絵本を
この自由を捧げましょう
命と引き換えですがね

ねえ わたしは罪を選んで
永遠(とわ)に自由と罰を生きる
せめてパパとママに告げたい
さようならももう届かない


がらすのとりかごは
かなしみでこわれそう
またどこかでかねがなる
そのおとはすなへとかわる

わたしをよぶのはだれ
たえまなくひびくこえ
おくすりをのめばきえる
ひとりだけのこして

いつかおんなのこになりたい
なんでうまれたのかしりたい
ほんとうのそらがみてみたい
でんちがきれてしまうまえに

ねむりのもりのなか
ふたたびめをさませば
わたしはもうおひめさま
しちにんのこびとはうたう

はやくおきていそいで
おばあさまのところへ
もしもがれっとひえたら
しかられてしまうわ

そしてかぼちゃをばしゃにかえて
おうじさまとふたりおどれば
おわりつげるじゅにじのかねが
がらすのはいひーるはどこへ

ものがたりはいかがでした
もしおのぞみならえほんを
このじゆうをささげましょう
いのちとひきかえですがね

ねえ わたしはつみをえらんで
とわにじゆうとばつをいきる
せめてぱぱとままにつげたい
さようならももうとどかない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ある少女の物語

途中で拍数に自信がない部分があります。
修正依頼等がございましたら喜んでお受けします。

閲覧数:181

投稿日:2014/03/06 23:09:27

文字数:783文字

カテゴリ:歌詞

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