夜が来ました。

でも、貴方は来ません。



寒くなってきました。

目を瞑ると、闇に押し潰されそうです。



星が瞬いています。

でも、貴方は隣には居ません。



何故ですか?

どうしてですか?



こんなにも貴方が愛おしいのに。

こんなにも君を求めているのに。




夜が明け、朝が来ました。

でも、貴方は現れません。



ふと、涙が出てきました。

自分でも、気づかないうちに、

唇を噛み締めていました。



止め方が分かりません。

泣いた事が無いからです。

嘆いた事が無いからです。



どうすればいいのですか?

教えてください。

助けてください。



驚くぐらいに。

涙が雨のように激しく地に落ちるから、

涙が朝露のように悲しく頬を伝うから。



私は無理やり笑いました。

貴方が来てくれたから。



笑顔の作り方なんて知らないけれど。

貴方のために笑いましょう。



そうすれば、きっと。

貴方も笑ってくれるはず。

私のために笑ってくれる、それだけで。



私のために、夜が来る。

貴方のために、夜が来る。

2人のために、夜が来る。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夜がきました


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閲覧数:68

投稿日:2009/08/09 02:31:18

文字数:503文字

カテゴリ:歌詞

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