【前回のあらすじ~】
僕の名前は憐(レン)。僕には双子の姉、凜(リン)がいる。
僕はある日、散歩をしていたらとても綺麗な女の子と出会った。
まさかその子が僕の通っている学校に転校してきた。
僕はテンションがあがった。


~キミハナニモノ!?~

♪キーンコーンカーンコーン・・・
 (学校のチャイムが鳴り響く)
in教室

憐:さてと帰るか凜っ..ってあれ?? 凛がいない。

未:凜さんならさっき一人で帰りましたよ?

憐:えっ!そんなー、酷いなぁー。(凜のやつ何一人で帰ってんだよ..)

未:ねぇ、憐君。私、憐君の家に近いから、一緒に帰りませんか?

憐:えっ!!ぼぼぼぼくでよければっ//(うわぁぁぁぁ!!めっちゃ嬉しい。)

未:ありがとうございます^^

ー帰り道ー
未:憐君って、普段は何してるんですか?

憐:えっと、僕は散歩しているよ。

未:なるほどぉ、だからあの時に憐君が歩いていたのね?

憐:覚えててくれたんだ!嬉しいなぁ。

未:もちろんよ^^ 憐君を見た瞬間、なんだかあの時を思い出しちゃって。

憐:あの時?

未:あっ!いや、、なんでもないよっ!!

憐:ぁぁ、うん。

未:(あの時のことを言ってしまったら、私は此処に居られなくなってしまう...)
未:そうだっ!ねえ、憐君。憐君ならこの話は信じますか?

憐:ん?なんだい?

未来が語り始めた。
未:ある村に、一人の若者居たの。その人の名前は、キオールって言う人なのね。
  キオールは、特殊な能力があるの。

憐:特殊な能力?

未:そう。特殊な能力。それは、よくわからないけどすごい力の能力だったらしいの。
  そのキオールがある日、一人の少女を見かけたの。
  その少女はとても綺麗だったそうよ。少女は、キオールの方を見てニコッっと笑顔でキオールの方に  向かってきたの。キオールはその子に一目惚れしてしまったのよ。でもその少女は、翌日消えてしま  ったそうなの。

憐:えっ、どうして?

未:何故なら、その子はもういない存在だったらしいの。キオールは、そのことを知ったらしいのね。
  キオールは悲しそうにその子のいた場所へ行き、キオールの持っている能力を少女がいた場所で使っ  たらしいの。そしたらね、歌が聞こえてきたの。

憐:歌?

未:そう。少女は歌がとてもうまく、村では人気があったの。その歌を皆に聴かせる前にいなくなってし  まったの。その歌がキオールを変えたのよ。少女は最後に〝ありがとう″って言い、どこかに消えた  そうなの。それ以来、キオールは記憶を失い、能力が低下したの。だけれど、少女を思い出した時に  キオールは、少女に会いに行って、その後ずっと幸せになったそうよ。
   すごくおかしくて、不思議でよく私にはわからなかったけど、憐君はこんな話信じる?

憐:僕は信じるよ。でも疑問ばかりだった。

未:そうよね。ごめんね、なんか変な話で長くなっちゃったし。

憐:大丈夫だよ。未来さんと喋れて楽しかったし♪

未:ありがとう^^ 

ーそして二人は家に帰ったー

ーこの先、まさかあの話が現実にそうなるとは僕は思ってもいなかったー

             つづく・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『キミトボクのコトバ』  【小説版】~第2話

『キミトボクのコトバ』を小説版にしたものです。
今回は第2話です。
ぜひ読んでみてください。

閲覧数:152

投稿日:2012/08/04 16:56:53

文字数:1,350文字

カテゴリ:小説

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