自分の声に溺れていく
朽ちた言葉はもう捨てたのです
そうして波に身を投げるの
光なんて求めない

もう一度あなたの手に触れたなら
刹那の未来なんて惜しくはないから
代償ならいくらでも払うよ
どうしても会いたい人がいるのです
こうしてでも会いたい人がいるのです

夢だけで生きて行けるなんて
言ったくせにあなたのいない
今日がこんなにも
辛い
なんて今更

水泡の中で泣いてるあなたがいました
自分ではどうしようもなかったのです
あなたは唇を寄せて囁いた
どうせすべて自己満足なのでしょう
どうせ私の声は聞こえないのに

そうして夢が覚めました
あれはあの時かけた言葉でした
たった一度の言葉が
人を傷つけることを知っていて
沈む手を振り払った
あなたを一生失って
元どおりにもできませんでした

波打ち際まだ許してくれないな
あなたが望んでないことなんて
わかってたよだからだから
どこまでもワガママで自分勝手な
願いが届けばいいのに

儚く切なく彷徨う星を
追うことすらできないまま