沙羅双樹の花は 色褪せてゆく……


降りしきる雨よ 私の罪を流して
魂の業は    決して許されない

だけどあなたの言葉で許されたいの
もっとあなたの愛が欲しいの

沙羅双樹の花は色褪せてゆく
私の未来も塵と消えるの
沙羅双樹の樹の下で 許しを請うの
あなたの言葉で 罪を消してよ



日溜りの中でも ひとり異質でいるの
眩し過ぎる白さに 胸を貫く

だけどあなたの言葉で 癒されていくの
もっとあなたの愛を感じていたいの

沙羅双樹の花が色付いてゆく
私の心にあたたかなものが
沙羅双樹の樹の下で あなたとふたり
同じ未来を夢見たいよ

沙羅双樹の花は色鮮やかに
私の心にも鮮やかな色が
沙羅双樹の樹の下で あなたと誓う
同じ未来を歩もうきっと

沙羅双樹の次はオニバスの上を歩こう
水仙も蓮も二人で眺めたい

生まれた罪は消えない
出逢った奇蹟も真実
宿業を背負いつつ 生き続けるよ

沙羅双樹の花は色褪せてゆく
栄枯盛衰止められぬ世の運命なの
沙羅双樹の花は儚く消える
あなたと歩く道は どうか消えないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

沙羅双樹

小説のヒロインのイメージで大分前に書いたやつです。
透き通った声をイメージして書いた記憶が。

閲覧数:239

投稿日:2016/03/12 23:54:27

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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