〔Aメロ〕
真紅の色はキミの髪のよう。
血のようにきれいでキミの罪を隠す

落ちた花弁は運命の糸をなぞるよう

悲しみの涙は頬をつたって。
嘆きも叫びもキミにキコエナイ

ボクの声は届かない――――――

〔Bメロ〕
今、動き出すんだ歯車よ。
誰もあらがえない未来へと。

〔サビ〕
降り積もる雪が紅く染められて
堕ちていく
キミも紅く染まっていく
ナニモミタクナイ
血塗られた過去を今、振り払って
行けるなら
キミは染まらないのかな

叫び続ける

〔Aメロ〕
キミは何を考えているの？
紅すぎる罪は日々重ねられていく

朽ちる枝木はキミの未来のすがたのよう

ボクの心からの叫びは
風とともに消え失せてしまった

「さよなら」は言えない。

〔Bメロ〕
今、動き出すんだ歯車よ。
変えられぬこの運命と共に

〔サビ〕
降り続く雪はさらに紅く染まり
変わらない
キミもさらに紅く染まっていく
ナニモキキタクナイ
血塗られた過去を今、受け止めて
変えられるなら
キミは微笑むのだろうか

嘆き続ける

〔Cメロ〕
キミが目の前に見える、
ボクの目の前にいる。
違和感がボクを貫く、
何かをキミが囁く。

そして何も見えなくなってしまった。

〔サビ〕

降り続く雪はさらに紅く染まり
広がっていく
僕もさらに紅く染まっていく
君も紅くなる
血塗られた過去を今、受け止めて
変えられるなら
僕は笑えるのだろうか

降り続いた雪は溶けはじめて
消えていく
君はもう話さない動くことのない
何もない
血塗られた過去を今、君と一緒に
変えられるなら
君と僕は幸せになれたのだろうか

僕の目からしずくがおちた。