このガラスケースを壊したい
2度と元に戻らぬよう

何かが欲しくて
手を伸ばしてみる
だけど触れられない
目の前にはガラスケース

透明で 何もかも
目の前にあるというのに
どんなに 足掻いても
邪魔ばっかりするんだ

このガラスケースを壊したい
2度と元に戻らぬよう
バラバラに砕けたら
血だらけの手を握りあえる?
愛されたくて叩くの
いつか 壊れてと願いを
そしたら いつの日にか
貴方に 届くんじゃないかって

何かを持っている
アイツらの憎い顔
思い出したくなどないわ
笑えなくなったあの日のことなんて
そして自ら鍵をかけた
私を閉じ込めるための鳥籠の鍵を

もう嫌だ 可哀想な
お姫様の振りするのは
それなのに 目の前の
おまえが邪魔なんだ

私の声は届かない貴方に
私の手は届かない
何度叩けばいいですか?
何度傷つけば許されますか?

この両手に残った青アザは
醜くて大嫌い
だけどそれしか私は
自分を証明できないのよ
私は滑稽なドール
ガラスの 中で歌う
小鳥は もう飛べない
それでも 自由を求めるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ガラスケース

ここから出して。

閲覧数:81

投稿日:2016/12/18 00:41:08

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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