悪花アノニマス
自尊の棘を持って
高く振りかざし
触れられては赤く染まる
拝啓 名前すらも分からないあなたへ
乾杯 差し出すのは乾いたグラスだけ
氷る山の一角しか知りえない
だけどそんなことすらも忘れて
闇で包む一寸先の言葉で
全知全能の神である様な
何をしたのかも 身に覚えがないから
人の傷跡で 存在の証明を
ぶっ込ミュニケーション
どこのロケーション
平面上で繋がる電脳世界
ぶっ込ミュニケーション
それはセンセーション
はき違えた自由と平等掲げ
誰かのミラーリング 何層も重ね合わせ
君は何色の莢蒾
目もくれずバイバイ
ご意見・ご感想