「つまらない」

そう少年はつぶやいた。

「面白いことなんて、そうそうねえよ」

別の少年がつぶやいた。

この世界は単純だ。人々は繰り返す日常を平気な顔をして生きている。

僕らには到底無理な話だ。

「なんか…おもしろいことないかな?」

「そう簡単には起きないよ」

「そうだよな~」



……


「お待ちしておりましたよ…わが主」

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  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

小説1

序幕

閲覧数:96

投稿日:2013/06/11 22:40:01

文字数:172文字

カテゴリ:小説

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