兄さんとマスターが洗い物をしていると、玄関のチャイムが鳴った



「ヒイトー出てくれるー?」


「…はい」





玄関を開けたら、一目じゃ性別がわからない人が立っていた。



「…どちらさまですか?」


「あー…俺は優。葵いる?」


「いますけど…」


「んな怪訝な顔すんなよ種カイトさん…。葵の幼なじみだよ」




あれ?どうして俺が種カイトだとわかったんだろう…?まぁいいやマスターを呼ばなくちゃ




「マスター…優って人が来てる」


「え、優!?」



マスターに名前を告げたら走っていってしまった。…そんなに仲がいいのだろうか。気になるから、皆でついていった




「や。久しぶり」


「ホントに優だ…。元気?」


「おう。こっちに越してきたからよろしく」



その人は俺達に笑いかけて、自己紹介をしてきた



「俺は赤羽根 優。葵の幼なじみ
でこっちに越してきた。よろしくカイトさん達」


「に!」


「お!元気でよろしい!」




ライトやリイトが種カイトである事もすぐにわかったみたい…。
なんなんだろこの人…




「あ、そうだ。VOCALOIDの事で
なにか困ったことあったら俺んとこ来な。葵はお馴染みさんだからサービスしてやるからな。じゃあまたな!」



赤羽根さんはマスターに紙切れを渡して帰っていった。紙切れには赤羽根さんの家の場所が書かれていた




「マスター。さっきの人…」


「……僕達を種カイトだとすぐにわかってた」


「あー…うん。VOCALOIDに関わりが深い家の人だからね」



マスターの声色は懐かしさと親しみが篭っていた。……なんか気にいらない





この時はまだ僕達の未来を変える人だとは思ってもみなかった…




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOと種っこがやってきた28

新キャラ登場させました。こいつは種っこ達の話が終結というか…一段落ついたら書こうと思っている話の主人公です

即行で決めた名前とVOCALOIDと深い関わりをもつ事、性別不明(と言いつつ男寄り)以外の事は決まってませんが←

こいつの仕事やサービスとはなんなのかはこのシリーズの最後に多分わかると思います

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2010/01/25 21:23:18

文字数:763文字

カテゴリ:小説

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