空を見上げたら
風が運んだ
蝋梅の香りに酔う

懐かしい人
心の奥で
声音が胸を締め付ける

黄色い花
寒空に手を伸ばす
会えなくなって
どれほど経つのでしょう

きっとあなたと私は
永遠に
結ばれることはなく
どこまでいっても交わらない糸
わかってるけど…
だけど…。



季節は巡る
枯れた花びら
手に取り風に乗せても

空に放った
カゴの鳥のように
二度とは戻らないでしょう

泣くことさえ
惨めに思うなら
心を捨て
入れ物になれれば

きっとあなたは何にも
知らないで
今を生きてるのでしょう
時々空を見上げて思い出して
それだけでいい…
うそよ…。


二度と出会うこともない
そんな2人
それなら何度だって
生まれ変わってあなたをさがすだけの
運命でもいい…。
だけど…。

だけど…!

夕暮れに染まる空も
黄色の花も
あなたと一緒に見たい
心の中に私を閉じ込めて
忘れないでいて…。
ずっと…。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

キイロノハナ

運命の人だと思った。
あの人にとっては、そうじゃなくても、
私にとってはかけがえのない人。

大切な人。

閲覧数:1,517

投稿日:2021/04/03 20:27:33

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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