春頃の旬の香りに 誘われて
爽やか笑顔に 微笑みを返すと
毎日に彩りが 加わると知った
煌めく桜の花びらが流れ落ちる
地面に色づく水溜まりに映る華
咲かない蕾に 期待膨らます
手を差し伸べて ぶつかる恋心
夏空に 花火が舞い散る
夢中に 夜の寒さを消す
肩を並べて歩く歩幅
もどかしくて照れ合う
帰りたくないから
強く抱きしめたいのに
早々と支度を進める君を
どうにか足止めしたくて
走って追いかけた
心に引き止める言葉を
持ってない僕に
何が出来るのだろうか
かじかむ手の平に
つっこむ合いの手
この時期は人恋しくなるから
隣に微笑む女神が君だったら
良いのになんて
期待外れでも願ってしまうんだ
向かい風で 目と目があった
そんな季節も 恵まれていた
過ごす内に遠くなっていく過去
怖いと打ち明ける不安そうに
涙を浮かべる横顔が愛おしい
僕は友達として そばに居るべき
そう思ってたのに 君が世界を変えてた
心の内側に 本当の愛があるなら
その大切な意味のある気持ちが
なんだか 温かく光出した
温もりを与える感情が欲しいよ
明日に 誓う言葉を考えても
行きすぎてしまう想いに負けそうで
いつだって 書き記したい一ページ
二人だけの日課に 綴っていこう
ハッピーエンドに
なるかは分からなくても
結果 恋の出発に間に合えば
一緒に居られると信じちゃう
貴方と共に探す幸せが僕の幸福
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