嫌い嫌い嫌いな貴方の顔を視界視界視界に入れたくない

冷たいノイズの中淀んだ空を見上げてる

消したい記憶ははいつまでも頭を駆け巡り

見えない鎖に縛られて静かに瞳を閉じる

嫌い嫌い嫌いな貴方の顔を視界視界視界に入れたくない

不快不快不快な貴方の声が頭頭頭に響いてる

何処まで歩けばいい? 見えない答え探してる

甘くて優しい夢だけに溺れ続けてたい

咲き誇る花が散る前に流れる時間を止めて

痛い痛い痛い心の傷に赤い赤い赤い雨が降る

虚ろ虚ろ虚ろな視線の先の青い青い青い空の下で

ああ眩しい光に包まれ涙が落ちる凍てつき麻痺した空白の心に

眼にする全てに噛み付いて気付けば一人きり

孤独な自由を手に入れて鮮やかな色を失う

止まることの無い自己嫌悪輝く月の下

滲んだ景色の向こう側憐れにその手を伸ばす

嫌い嫌い嫌いな自分の映る鏡鏡鏡を見つめてる

不快不快不快な自分の声が狂い狂い狂い乱れてゆく

悪意悪意悪意に満ちた瞳で世界世界世界を睨みつけ

暗い暗い暗い感情の果てに破壊破壊破壊を繰り返す

もう待てない終わりに自分で近づいてゆく

涙の理由に気付かないままで見上げている鳥が羽ばたく空