曇が覆う街の中 傘を手に行き交う人々
「こんな日だったかな」記憶に残る景色も。

はらりはらり弾む雫 音を鳴らすレインコート
ぽつりぽつりと口を出る 「オト」にもならない声

「オワリ」が来るのが怖くて ただ流れてた言葉
優しさがくれた 迷いの中、 私はひとりぼっち。

Singing in the rain
「綺麗な想い出だね」 …誰かが言った。
あの日から遠く離れた此処で 雨が降り注いでいても
二人の笑顔はなくて
ただ歩き出せない 弱い私がいるだけ。

この街に言葉がなくて
この街に居場所がなくて
この街に温度がなくて
この街は泣くことがない
この街に光がなくて
この街に想いがなくて
この街は安らがなくて
この街に「キミ」はいない

Singing in the rain
綺麗な想い出だと、私は知ってる。
でも、それは「カコ」にはなれないんだって気付いた。

Painting in the rain
私の心の雨、止むことなく。
何度も塗り重ねられるミズイロで少しずつ変わっていく絵は
淡くなり霞んでいくけど
でも、ずっとずっと、消える事はないから。

…忘れる事はないから。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

レインコート

tehuさんのイラスト「レインコート」からイメージさせていただいて書いた曲の歌詞です。
→(tehuさんのイラスト)http://piapro.jp/a/content/?id=a8f0frzir8w8dwjc
→(曲)http://piapro.jp/a/content/?id=3ncd5plktd6y4uha

雨に打たれるミクと自分の中に雨を降らせるミクという姿が対比の感じで映ったので、歌詞の中でもそんな風にできないだろうか?と思って書いてみました。
イメージを崩していたら申し訳ありません。。

閲覧数:271

投稿日:2008/05/16 04:26:29

文字数:496文字

カテゴリ:その他

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