舞い散ってゆく黄金(きん)色の花びら。
受け止めようとした
手の指は
届かなかった。

月も照らさなくなった城壁の下で、
ガラスの鳥は夜に抱かれて眠る。


凍りついた玉杯が砕け
水は溢れてゆくけど
君の血で満たした田畑なんて
僕は欲しくないよ。

十四時邨世の城毎(ごと)批判せ良し

蒔く種が無ければ
広野も何になろう?
神居の風に裂かれて
僕の季節は死んだ

星のない白の空の下
ひとり
少し手を伸ばして
あの街へ行こうかな。

白鳥が飛び去り今年は生温い冬
氷が割れて白露も花も沈んでく。


麦秋に実った栄光も
気付けば藁蕊(わらしべ)に変わる。
葡萄酒に酔いすぎて夢見た、
イワンの子はやっぱり馬鹿だね。

来て農良き如何(いか)は衆癒の雨(う)良き伊勢
稲師(いなし)玻璃鴉(はりあ)も二胡 弩天薙ぎ伊勢の鵜蜻蛉に余の子

革新(ペレストロイカ)もやっぱり
繰り返し似非(エセ)セール
夢見すぎた飛行士、
いっそ空の畑(はた)の種になりたい

泣きすぎて喉が渇いたよ。
冬枯れ
これからは僕が
君を見つめるようになるんだね?

ポラリスは死んで賢い鳥だけがゆく。
残された獣には太陽が恋しいよ。


アーメン、赤十字、ドクトルもすべては救えなかったよ
生きとし生けるものみんな死ぬのさ。
ああなんて悲しい呆れるような御伽話(ブィリーナ)。

瑠湖(るこ)の崖絶え火音(ほおと)の美夏(みか) 桜(おお)泣く何処莉茶(りさ)は右 火の煌(きら)めす
烏鷺(うろ)たる地 手が矢羽(やは)また見 野柳(のりう)豊枝(ゆたぎ)す澪(みを)目結い鴎鴉(おあ)

死んじまえセント・ジョージ。
死んじまえこんな祝日・・・

凍泰(いたい) 豈(あ)に神酒と知友も

稲妻が旗を裂いてく、
黒い桜
もしも罪を負わせるのなら、
僕一人が首をはねられれば良かったのに。

青い青い空のどこかにいる、
かみさま。
あなたのために戦ったのに、
あまりにもひどすぎはしませんか?


“Good bye, my loving little star…”

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ぐっばいゆーりぃずでい

―――――最悪の祝日

聖ゲオルギウスの日、通称「ユーリイの日」。東方の正教会では結構重要な記念日だったりします。転じて「とんだユーリイの日だぜ」っていうと「楽しみが台無しだ」を意味するのだとか。・・・100年近く前のソースなので今はどうか知りませんが。

ところどころに出てくる日本語のようで日本語でない文章は、全部かな書きにしてあれやこれやするとその真意が分かるかもしれません。

閲覧数:143

投稿日:2013/07/28 22:30:01

文字数:872文字

カテゴリ:歌詞

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