この胸に金の鍵をかけて
塞ぎ込むことができたなら
酸素に腫れた君との記憶も
きっとモノクロームのまま

幸せも不幸せもいらないから
ただ終わらないときが欲しかった
褪せることもなく光ることもない
古びた肖像画のように

寄せ集めの星屑を
飲み干した喉に傷がつく

この耳が銀の錠になって
すべての音を断ち切れたら
錆びて崩れた君の名前だけ
抱き寄せて囁けるのに


この爪を銅の剣に変えて
振りかざすことができるなら
君を遠ざける時の流れも
紙の吹雪にできるのに

この胸に金の鍵をかけて
塞ぎ込むことができたなら
酸素に腫れた君との記憶も
きっとモノクロームのまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

リリコット


魔女の歌。
リリコットは魔女の名前のつもり。

※現在曲をつけていただけるかも、とのお話をいただいていますので、募集はしていません。
投稿12月16日。

閲覧数:424

投稿日:2011/04/17 22:31:01

文字数:284文字

カテゴリ:歌詞

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