アカツキ
《A》
明け方のsound 開けた窓から
踊りだす風の先に想像
川のせせらぎ 泡の日々呼び
思い出す街の向こう喧騒
差し込む光 これ以上まぶしいようならもう返上
心むきだし このまま流れ行く先からそう妄想
夢明けのsound スピーカーから
ありふれたビートが大暴投
古ぼけた版 音の雲間で
新しきヒート探しに行こう
夜明け前から 呼びかける声
「誰かの背中押してるはず」と
信じきれないこの心臓を
打ち破るようなその構想を
《サビ》
朝 焼け 見上げて
空を朱く染め上げて
昨日の夕闇
塗りつぶしていけ
朝 焼け 見とれて
今だけ今だけは
努努忘れるな
その手は離すな
朝 焼け 振り向くな
影は伸び始めてる
昨日の答えが
思いつかずとも
朝 焼け 見とれて
今だけ今だけは
まだまだ逸らすな
その目の暁
《A》
夢にも見てないような内容は
箸にもかからん才能か それとも
出会ってきた邂逅から生まれる愛憎が代表か
「もうどうでもいい ここにいりゃいい
なんもなくていい 動かないでいい
あの輝いた日々はどこへ?」
響いて心のヒビになる
夕暮れから始まるsound
黄昏を背にしてもうワンセット
水平線に消えるサラウンド
ここにきてもうサンセットでゲームセット
また始まりが待ち受ける
皆だべるその間にマイクチェックして
ステージ2をインポート
トゥエンティツーの振動を
《サビ》
朝 焼け 見上げて
空を朱く染め上げて
昨日の夕闇
塗りつぶしていけ
朝 焼け 見とれて
今だけ今だけは
努努忘れるな
その手は離すな
朝 焼け 振り向くな
影は伸び始めてる
昨日の答えが
思いつかずとも
朝 焼け 見とれて
今だけ今だけは
まだまだ逸らすな
その目の暁
《サビ2》
ここにあるもの
名も無き夢の跡
心の篝火が
照らしてくれた
誰も知らない
御伽噺を
もう一度だけ
聞かせて聴かせて
ここにあるもの
この手にあるもの
どこに届かずとも
それでも光っている
くすんでちらばって
汚れて濁って
灰と崩れても
また昇る
《サビ3》
朝 焼け 夢から
覚めるような照りつけで
昨日の黒ごと
包み込んでゆけ
朝 焼け 導け
これからこれからだ
努努忘れるな
その手は離すな
朝 焼け それぞれの
鼓動を聴かせてよ
昨日の答えは
奥の奥に隠して
届いた届いた
その傷こそ未来だ
まだまだ逸らすな
その目の暁
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