（Ａメロ）
君が求めたものが　なんだったか
今ではもう　思い出せなくて
薄闇に消えていく　声の彼方
手を伸ばせど　きっと届かない

（Ｂメロ）
ひらひらと舞う　蝶が燃ゆる時
私はまた　同じ夢を見るのか
「怖い、怖い…」と　泣き叫んでみても
温もりすら　すでに遠ざけるのか

（サビ）
朽ち逝く面影の果てに　君は
切なく微笑いながら　消えていくの
ねぇそれが痛みに変わり　いつも
見えない罪の重さ　蝕んでく


（Ａメロ）
私が求めたのは　なんだったか　
名前のない　記憶を捲（めく）って
わずかなパズルピース　当てはめても
答えなんて　あるはずがなくて

（Ｂメロ）
ゆらゆら揺れる　水面が凪いだ時
過去が果てて　明日（あす）はと遠ざかるのか
明けない罰が　空を覆い尽くし
償いすら　赦してはくれないの？

（サビ）
錆びつく旋律の中で　今も
わずかな唄声だけ　探しながら
つぎはぎの君の横顔　歪み
想い出せない痛み　胸焦がして


（Ｃメロ）
刻まれない　砂時計の塵が
現実（いま）をそっと　零し始めて
はらはらと　　流す涙のよう
それは君の？　それとも私のか？


（サビ）
朽ち逝く面影の果てに　君は
切なく微笑いながら　光になって…

錆びつく旋律の中で　今も
わずかな唄声だけ　探しながら
つぎはぎの君の横顔　歪み
見えない罪の重さ　蝕んでく

想い出せない痛み　胸焦がして…