終わらせたいのさ こんな気持ちを
嗤っていたいのさ こんな欺瞞を
街灯空しく点る裏通りで
足早に逃げ続け何を得るの

いつからこうなの
いつでもこうなの
まあ既にどうしようもないけど

暗く冷たいこの街にも
人の心はまだあって
僕はそれを確かめたくて
今ここにいるんだろう

塞いでみたいのさ 網目の間を
解いていたいのさ あの緊張を
信号機の点滅に急かされては
囚われないように家路を急ぐ

いつからだったの
いつまで嫌うの
まあ既にどうしようもないけど

雨がどれほど打ちつけても
他人の温度はまだあって
僕はそれを確かめたくて
今ここにいるんだろう

だからまだ終わらないんだろう


―――以下、ひらがな表記です―――
※助詞「は」→「わ」、場合により末端の「う」も「お」表記です。
【例:僕は君を描いてみよう→ぼくわきみおかいてみよお】


おわらせたいのさ こんなきもちを
わらっていたいのさ こんなぎまんを
がいとおむなしくともるうらどおりで
あしばやににげつづけなにをえるの

いつからこおなの
いつでもこおなの
まあすでにどおしよおもないけど

くらくつめたいこのまちにも
ひとのこころわまだあって
ぼくわそれをたしかめたくて
いまここにいるんだろう

ふさいでみたいのさ あみめのあいだを
といていたいのさ あのきんちょおを
しんごうきのてんめつにせかされてわ
とらわれないようにいえじをいそぐ

いつからだったの
いつまできらうの
まあすでにどおしよおもないけど

あめがどれほどうちつけても
ひとのおんどわまだあって
ぼくわそれをたしかめたくて
いまここにいるんだろお

だからまだおわらないんだろお

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

四月十四日、池袋、夜八時(仮)

新生活二週間、どうぞよしなに。

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投稿日:2022/04/16 16:08:32

文字数:712文字

カテゴリ:歌詞

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