よく晴れた月曜日だった。

僕は大好きなリンに話しかけた。

「リン、あのs」

「クオくん、帰ろっか。」

「だからくん付けすんなって。」

「恥ずかしいじゃん。」

少しはにかみながらクオという少年に笑いかける。

「か、彼女だろ?」

「ま、まぁ、そうだけど…」

知らなかった。

リンに彼氏がいるなんて。

リンはずっと僕の傍で、僕だけを見ていてくれるのだと思った。

胸の奥から黒い“何か”が湧き出てくる。

それを必死に抑えようと、僕の胸が苦しくなる。

僕は一心不乱に外へ出て、走った。

よく晴れてた空はいつの間にか曇り、雨が降ってきた。

僕の頬に流れるのは雨?それとも――


僕はずぶ濡れだった。

周りの人たちは僕の存在など無いように通りすぎていく。

「っ…うっ…」

涙が枯れるまで泣いた。

けど雨は止まない。

僕は、濡れたまま。







「あ、レン、おはよ。」

「…はよ。」

リンの笑顔は、アイツにいくんでしょ?

ドウセ、ボクヲオモッテクレナインデショ?

そう思うと、その可愛らしい笑顔も憎い。

苦しい、楽になりたい。

『ソレナラスベテコワシテシマエ』

「そうだ、そうしよう。」

「?どうしたの、レ…」







「きゃああああああああああああっ!!!!!!」









リンの悲鳴がこだました。

リンの瞳の中の自分。

きっと、恐ろしいのだろう。

でも、リンが好きなんだ。

ずっと、一緒にいようね。








ズットアイシテルヨ、リン。






fin.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ヤンデ恋歌 ver.禀菟

ヤンデレ最高!!
ヤンデレに殺されたい…!!
理想の殺され方っすよね!!

連載は今書いてますんでww
時間かかりますね、はい。

閲覧数:229

投稿日:2011/07/24 22:43:43

文字数:675文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    ヤンデレいいよね。
    大好物だよww
    リンちゃん、メッチャ愛されてるな…。
    羨ましい…ww

    連載頑張って。
    楽しみに待ってるよ!!

    2011/07/25 18:01:10

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