夜は終わって 闇が溶け消える
空を見上げて 君の事想う
満天の星は 幽か滲んで
東から白さ 溢れ出すよ

まだ夢見て眠っている 君の元へと
今 すぐ 駆け出したい

この蒼い星の 真ん中で
二人共に 櫂を漕いでゆこう
綺麗なもの 汚いもの
全て見せ合っていきたい


空は静かに 翼を広げて
そっと世界を 包み込んでゆく
眩しい色が 目に焼きつく度
君の優しさを 思い出すよ

まだ醒めない 街の中 君の笑顔が
ふと 目に 浮かび上がる

この蒼い星に 身を預け
二人共に 未来を目指そう
嬉しい事も 悲しい事も
全て分けあっていきたい

朝 昼 夜も どんな時でも
僕らは同じ船に 乗っている
寂しくなったなら 思い出して
いつでも側に 飛んでいくからね

射し込む光に 染まってゆく
全てがゆっくりと 動き出す
もうすぐ君も 目覚めれば
生命(いのち)を謳いだすだろう

この蒼い星の 真ん中で
二人共に 櫂を漕いでゆこう
同じところ 違うところ
全て抱きしめていたい


+ + + + + + + + + +


よるはおわって やみがとけきえる
そらをみあげて きみのことおもう
まんてんのほしは かすかにじんで
ひがしからしろさ あふれだすよ

まだゆめみて ねむってる きみの
もとへと いま すぐ かけだしたい

このあおいふねの まんなかで
ふたりともに かいをこいでゆこう
きれいなもの きたないもの
すべてみせあっていきたい

そらはしずかに つばさをひろげて
そっとせかいを つつみこんでゆく
まぶしいいろが めにやきつくたび
きみのやさしさを おもいだすよ

まださめない まちのなか きみの
えがおが ふと めに うかびあがる

このあおいふねに みをあずけ
ふたりともに みらいをめざそう
うれしいことも かなしいことも
すべてわけあっていきたい 


あさひるよるもどんなときでも
ぼくらはおなじふねにのってる
さみしくなったならおもいだして
いつでもそばにとんでいくからね

さしこむひかりに そまってゆく
すべてがゆっくりと うごきだす
もうすぐきみも めざめれば
いのちをうたいだすだろう

このあおいふねの まんなかで
ふたりともに かいをこいでゆこう
おなじところ ちがうところ
すべてだきしめていたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】 Blue Voyage 【投稿用】

Takiさんの曲http://piapro.jp/t/8P8Oにインスピレーションを受けて書きました。
曲を聞いて思い浮んだ【航海】【明け方】【片想い】【愛】の中から、【航海】【明け方】【愛】に重点を置いた歌詞です。

明け方白む空を見ながら、相手と蒼い星で共に生きて行くことを
嬉しく思う主人公の気持ちが表現できていればいいなあと思います。

ぜひ一度、ご選考頂けます様よろしくお願いします。

閲覧数:181

投稿日:2012/06/17 23:53:21

文字数:973文字

カテゴリ:小説

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