七心（ななしん）

（Aメロ
暗中模索　僕の癖
深い渓谷　高い崖
日々押し寄せる波
耐えられそうもないじゃない
偽装工作　僕の術
浅い切り傷　溜まる泥
嫌われているだなんて
気付きたくもないじゃない
（Bメロ...

（Aメロ
ひとり　街角　思う
騒ぐ　人ごみ　こころ
右も　左も　同じ
声が　喉元　引っかかる
（Bメロ
どうしても　悲しいんだ
どうしても　泣きたいんだ
どうしても　どうしても
水に溶かし　飲み込む言葉...

（Aメロ
変わらない日々　ぼやけた先
溜息ひとつ　雨に溶ける
どこもかしこも　前線異常
忍ぶ笑い　音にもならない
誰かがどこかで　噂をする
無神経な声　弧を描いて
縋る気持ちは　戦線離脱
壊れた時が　また歩み出す
（Bメロ...

（Aメロ
渡そうとした　言の葉が
閉じこもる　息をのんで
重くたたずむ　その扉
分からない　開ける魔法
弄んでた　ガラクタが
騒ぎだす　指の隙間
胸を裂き割る　その叫び
聞こえない　予言の声
（Bメロ...

夕焼けに滲む　心隠して
長く伸びた影を　隣に並べて
君と二人歩く　黄昏の道
足音は変拍子　奏でるメロディ
いつまで続くかな　大切な時
頬を撫でる　湿った風
この景色を忘れずにいたい　だから
今がセピアに褪せる　事があったとしても
変わらずに僕らは　笑いあえるかな
昔決めた暗号　解けない日がくるかも...

（Aメロ
押し潰される　感情を　殺されてゆく　感傷を
僕は独り　内側から見てた
何もかもが　嫌になって　何も　感じなくなるはずが
僕の　神経は　また尖ってゆく
（Bメロ
全ての感覚が　麻痺したら　何も　感じられなくなるなら
なぜこの心は　いかないでと声　上げるの
（サビ
僕は嗤う　いつだって　動かぬ...

（Aメロ
　押し込めた　溢れるカラー
　何もない　見えないばかり
　押し上げる　壊れるカラー
　哀しいと　流した雫
（Bメロ
　生きることは　川のようで
　流れる中　愛に出会う
（サビ
　逆らえない波に　今も溺れている...

（Aメロ
見えるか　渦巻く焔
まだ佇む卵　内に抱えて
猛れよ　宿る暴虐
鋭い眼光で　夜を焼きつくせ
（Bメロ
無垢なはずの　夢の中で
感性が　暴れ回る
（サビ
染め上げろ　何もかもを...

（Aメロ
どうしたの？　僕の友達
流れる涙は
君の悲しみを教えてくれる
どうしよう　僕の友達
滲んだ笑顔は
君の喜びを教えてくれる
（Bメロ
僕ら寄り掛かり合って
いつまで共にいられるかな...

この胸に咲いてる　笑顔
これほどに心を　締め付けるよ
どうしよう　これほど好きに
思うなんて　今までなかったよ
君との距離を近づけて　離したくないから
そっと壊さないように　想い続けるよ
何も言えずに　踏み出せない　そんな恋
君に話せば　もう戻れないのでしょう？
いつか告げたら　そんな風に思いながら...

【ミラクルアート】
鮮やかな光の　中へと走り出すよ
お気に入りのスニーカー　紐を　きゅうっと締め上げてさ
君に伝えたい　言葉握りしめて
どこからでもスピーカー　越しに　希望を歌いあげる
繋がったミラクル　気のせいじゃないさ
この喜びを　胸に抱いて　今届ける
ホワイトブルーに　イエローピンク
色が溢れ...

夜は終わって　闇が溶け消える
空を見上げて　君の事想う
満天の星は　幽か滲んで
東から白さ　溢れ出すよ
まだ夢見て眠っている　君の元へと
今　すぐ　駆け出したい
この蒼い星の　真ん中で
二人共に　櫂を漕いでゆこう
綺麗なもの　汚いもの
全て見せ合っていきたい...

境界線の向こう　越えてゆくと
望んだものが　そこに溢れてる
目指す場所は　どこか知ってるのに
ようやく準備が　できたばかり
脆い砂を　かき集め　船を作って
さあ　今　漕ぎ出そうか
君に辿り着くまで　多分
多くの嵐が襲うだろう
けれどこの感情を　ああ
手渡しにいきたいんだ...

（Aメロ
ああ　今日も　嫌んなっちゃう一日
現実と理想は　雲泥の差
当たり前だけど　悲観して
そんな溜息　押し殺して　部屋へと
目に映る　あの世界を作る　不思議の機械箱
（Bメロ
なんとなく　手が伸びる
スイッチ入れて　画面が　くらりと　かわれば　　
さあ　ほらね　いくよ...

（Aメロ
傷口を　伝う水が
重く　光を映した
それは　何も癒さない
ただ　冷たく　濡れるだけ
心が　零した水が
掌から　溢れ出す
そろそろ　零れてしまう
落ちて　砕けて　散らばる
（Bメロ...

ふと見えた景色　瞳に焼きつく
枕を濡らして　何も戻らない
底の海をただ　漂う泡粒
流れも止まる場所　光はもう遥か
涙してるよ　暗い深海で　
君にも会えず　ただ一人だけで
愛　願い　夢　希望　全部が溶け消え
儚く揺れてく　僕を置いていく
声を嗄らすよ　暗い深海で　
君にも言えず　過去だけ抱えて...