散らしていく紅い花
どうか私を取り囲んで
この身を隠してくれませんか?
この罪ごと消せませんか?
ほのかな香りが誘っている
あなたをここに手招いて
一緒に花弁を壊しましょう
きれいな赤を醜く汚し
枯れてしまった花束が
わたしを あなたを飾り付ける

赤い薔薇を私に
青い薔薇をあなたに

怒りを捨てて 涙を破り
何ができたというのでしょう
喜びは泣く 悲しみを知り 
美しいと言えるでしょうか?
私はきっと紅い薔薇
罪に穢れた赤い香り



蝶が止まった蜜の味
蝶を騙した甘い嘘
言葉に浸かってくれませんか?
気づかないでいてくれますか?
時計だけが廻っていき
衰える葉に影はなく
明るくはない舞台裏で
戻らぬ時を止めてでも
わたしが あなたが枯れていく

白い薔薇があなたで
黒い薔薇が私で

嘆くのは明日 泣いたのは昨日
私が何をしたのでしょう
光は見えず 影を願い
寂しいと言えるのでしょう
私はきっと黑い薔薇
朽ちることさえもうできない


私はきっと紅い薔薇
望まれない血色の薔薇
あなたはきっと白い薔薇
私の愛する白い薔薇

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Rosen

私は、もう死ぬこともありません。

薔薇薔薇、ってしつこすぎる気がします。

閲覧数:62

投稿日:2010/03/25 21:46:13

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

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