あれから数週間過ぎた。
連続殺人事件の犯人も夢羅みたいで、ニュースになる事は無かった。

有珠のKAITOは梓と結衣のお陰で回復した。

でも、二人を狙う敵が完全に消えていない事を忘れていた。

『殺戮型に平和は要らない』

アイツ等なら絶対にくれないだろう。

「ん?連続誘拐事件?」

新聞を見ていると、ある事件に目がいった。

「抵抗出来ない少女ばかり狙っている?」

犯行ルートが載っていたから、見てみる。

「…まさか、ね?」

有紗の家に向かって犯行が行われている気がした。

「マスター、梓さんから電話ですよー?」

カイトが電話の子機を持って来る。

「有難う!」

カイトから子機を貰う。

「もしもし。どうしたの?」
<今すぐ、三人を連れて俺の所に来い!!>
「はぁ?どうしたの?夢羅は消滅したし、安全でしょ?」
<馬鹿だな!データはアイツ等が持ってるんだぞ!!>

忘れていた。
まだ、アイツ等が居る事を。

「…分かった」

電話を切ると、三人に言った。

「ここからすぐ離れるよ!」

三人はキョトーンとしている。

「良いから!今回の狙いは私だ!!」
<正解だ>
「!?」

プログラムが実体化して行く。

「…あず兄?」

そこには、梓そっくりのコピープログラムがいた。

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい

新しい物語___新しい敵

KAITOは重症を負ったという事で←

敵は、だんだん手段を選ばなくなっています

ちなみに、コピープログラムは、使い捨てが出来るので、沢山います←

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投稿日:2010/02/14 08:51:15

文字数:550文字

カテゴリ:その他

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