【A1】
深い霧が包んでるから
出かけようと君は言った
だけど面倒事が嫌いな僕も
綺麗なものにしか興味はないな

【B1】
邪魔なものはかき分けて君は進んで行くの
逃げるのが億劫だった僕もいつしか走り出す

【サビ1】
行こう あの虹の袂の赤色まで
どこまでも突っ切って 走って追いかけよう
いつかこの心がなくなる日が来たなら
その時は今を思い出すから

【A2】
いつだってさ 考えてた
美しさの定義とかを
だけど そんなものに意味はないと
気づかぬままにまた時は過ぎていっていた

【B2】
不思議な森
ぎこちない飛び方をする鳥に
驚いて尋ねたんだよ
「それができるのは、どうして?」

【サビ2】
歌え 今この時を表す花たち
降り続く宝石に目を見開いて
いつかそれがそうだと分かる日が来たなら
僕ら確かに前を向けるだろう

【C】
躍起になって探し索めたもの
それは案外簡単に心を震わす
目に映るもの全て全てが
金剛石(ダイアモンド)のように尊いと

【サビ2(キー下げ)】
行こう あの虹の袂の赤色まで
そんなこと言って ひたすら追いかけた

【サビ3】
身を委ねた僕たちが目にしたものは
幻じゃなかった 全て本当だった
いつかこの心がなくなる日が来たとして
それでも今日を思い出すから


―――以下、ひらがな表記です―――
※助詞「は」→「わ」、「を」→「お」、場合により末端の「う」も「お」表記です。
【例:僕は君を描いてみよう→ぼくわきみおかいてみよお】


【A1】
ふかいきりがつつんでるから
でかけよおときみはいった
だけどめんどおごとがきらいなぼくも
きれえなものにしかきょおみはないな

【B1】
じゃまなものはかきわけてきみはすすんでゆくの
にげるのがおっくうだったぼくもいつしかはしりだす

【サビ1】
いこお あのにじのたもとのあかいろまで
どこまでもつっきって はしっておいかけよう
いつかこのこころがなくなるひがきたなら
そのときはいまをおもいだすから

【A2】
いつだってさ かんがえてた
うつくしさのていぎとかを
だけど そんなものにいみはないと
きづかぬままにまたときはすぎていっていた

【B2】
ふしぎなもり
ぎこちないとびかたをするとりに
おどろいてたずねたんだよ
「それができるのは、どおして?」

【サビ2】
うたえ いまこのときをあらわすはなたち
ふりつづくほおせきにめをみひらいて
いつかそれがそおだとわかるひがきたなら
ぼくらたしかにまえをむけるだろう

【C】
やっきになってさがしもとめたもの
それはあんがいかんたんにこころをふるわす
めにうつるものすべてすべてが
だいあもんどのようにとうといと

【サビ2(キー下げ)】
いこお あのにじのたもとのあかいろまで
そんなこといって ひたすらおいかけた

【サビ3】
みをゆだねたぼくたちがめにしたものは
まぼろしじゃなかった すべてほんとうだった
いつかこのこころがなくなるひがきたとして
それでもきょうをおもいだすから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

虹を仰ぐ(仮)

宮沢賢治の童話『虹の絵具皿』(十力の金剛石)をヒントに作詞しました。
※あくまでモデル程度のものです。原作そのままという訳ではありません。

閲覧数:198

投稿日:2022/03/24 09:08:58

文字数:1,267文字

カテゴリ:歌詞

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    ご意見・ご感想

    ヨノさん、初めまして!

    まだパッと読みの段階ですが、
    世界観のモチーフが、僕の中では今までにない感じで新しい感じがしました。
    ありがとうございます

    2022/03/24 14:39:14

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