0.
未来永劫の、その先
今も涙を流してるよ
目を閉じたまま
滴る雫を一つ、地に落として

1.
今更な話、僕たちの夢を見る話
「おかえり」も聞こえない夜に堕ちていく
僕ら、ただ一つ息を吐く
いつ頃の話、僕たちの眠れない日々の
数さえもわからない夜に溶けていく
僕ら、迸る想い抱く

足掻いたあの日、傷を舐めた
涙流して1人きりで
星も見えない黒い夜に
夢諦めて、それでもなお
気付いたあの日、涙飲んだ
辟易もして世を憎んだ
傘も差せない嬰児なら
未来のことはいつわかるの?

心臓の音が消えても
夜風が体を通り抜けても
帳は上がらない
1つ重い息を吐く、暗い夜に
心抉られた
悲嘆するべきネットのあの事件も
きっと或物語
2つ重い肩を抱く、暗い夜の

言葉、いつまでも胸に秘め忘れないよ
今眠った、夢めぐった
腕を切って、明日を知っていく


2.
「貴方はまだ子どもなのだから
目蓋を落として明日を眺めて」
僕らはまた縛り縛られて
昨日を悔やんで過去に捕らわれる
「貴方はまだ孤独なのだから
目蓋を落として現実から逃げて」
僕らはまた他人に抗えず
明日を望んで未来を忘れる

砂を噛んだ様な日々に
鼻につく様な旋律流れ
変わり映えのしない景色
でも明日の僕はきっと変わるから
未来永劫に、ずっと
眠れない夜に数えているよ
信仰は冷め止まない
魘されるような熱い夜にいくつ

数えて止まらない無数の羊
僕らを望んでいるよ
幾百匹の群れが夢へと誘なう
また1人飲まれる
乾坤を震わせた
嘗ての神は宣う
「時が来た」と
群像に連れられて向かう
忌むべき未来は遠くに、今

刻んだこの時間の遥かなる覚醒を夢見ていた
あの未来の糧になった邂逅を
ただ僕は心悲しい結末を変えたかった
目の前の惨劇を変えたかった変えたかっただけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

徒労灰燼のオビス 歌詞

閲覧数:18

投稿日:2025/03/26 22:32:16

文字数:759文字

カテゴリ:歌詞

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