私は生きながら常に、
この世界にいじけていて
ああでもない、こうでもない
と、不満を垂れ流しては
上手くいかない理由で人を陥れるのだ。

「いやになってしまうよ」
「大丈夫かい?」
待っていました、そのうわべ。

近くまでは一緒に、だけど
連れていってはくれないで
どうして?
蹴落とすように背中は押してくれるのに。
大事なことは教えてくれないの?

「愛しているよ」それだけで
保たれていたはずなのに。
わたし いってしまいそうだよ。

私は生きながら常に
この世界にいじけていて
「綺麗だね、とてもいい香りだ」
と、撫でながらキスをするけど
水は換えないでいるのだ。

「飽きてしまいました」
「もういいから」
諦めたわけじゃ、ないんだから。

さっきまでは手を繋いで、だけど
いくのは一人なんだろう。
どうして?
殴るように揺さぶってはくれるのに
大事なものは残していってくれないの?
ねぇ。

「帰っておいでよ」
それだけで保たれていたはずなのに
わたし、まだいきたくないの。

「魚だって眠るんだから」
そう言って眠らせてよ。
私、まだ明日が恋しいみたい。

晴れやしないわ
気分なんて。
独りなんて。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

独りストレッチ

育つ環境は人それぞれですが、歌詞に登場する私という女性は温かな家庭を人一倍強く欲しているのでしょう。
愛されたいが故に汚れながらもがきながら、それでも幸せな明日が恋しい、そんな歌です。

閲覧数:82

投稿日:2016/01/14 19:04:32

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました